小3の息子との間に交わされるただの日常のおはなしです
わたしは高齢の母
そう。
わたしは高齢の母。
我ながら自分の人生に驚いています。
43歳でおかあちゃんになりました。
昔から顔つきが大人びて見られていたわたしの小学生時代の別名は
「ろうば(老婆)」(コラー!!!!)
”いつの日か見た目と実年齢が逆転する日がやってくるよ”
と、周囲の心優しい人たちの言葉をいただき「そんなもんなんだ」と育ちました。
自分だけの話なら特に問題は何もない。 なぜならば、
わたしは見た目の老け顔を気に病んだことがなかったからだ。
しかし、母となり、突然に現われる息子の同級生のママ達。
そう、彼女達は光り輝いてみえるのだった。
ママの中には20代前半のママもいたわけで。
そのママのママがわたしと同じ年齢とかあったりして。
そしてのりぞーの保育所では保育園児からの容赦ない激励のお言葉
そしてのりぞー小学生になってからの授業参観でも聞こえてくるあのささやき
そんな事を言われている母親の息子(つまりのりぞー氏)は大丈夫だろうか
と、たまに思ったりするのです。。
息子との会話
そんなある日、のりぞーが学校から帰ってきました。
そして、満面の笑顔でわたしに話しかける・・・
興奮するのりぞーは、その日の学校での出来事を話してくれました。
その内容は、仲良しのクラスメイトに、お母さんの年齢を聞いて回った、というものでした。
まだ、のりぞーの理解の中では大丈夫のようでした。
彼は一番になることがとても良いことと信じている。
母がもしクラスで一番年上であれば最高に嬉しいのかもしれない。
ただ、この感覚がいつまで続くのかは分からない。
その日が来たときはちゃんと言おう。
「一番が全てではないんだよ」と。
「一番とかどうでもいいんだよ」と。
「競争なんてくだらないんだよ」と。
「歳も見た目も気にするな」と。
ただ、今は喜んでいるのだからそっとしておこう。。
PS.ちなみに、お父さんの部でも我が家が優勝したようだった・・・