それぞれの『意識』は目に見えない。
金子みすゞさん
童謡詩人・金子みすゞさん(1903-1930 享年26歳)は没後半世紀を経て1980年にいわゆるオモテ舞台にて再評価をされた方。今読んでもいきいきした内容で、とってもステキな詩。
みんなちがって みんないい
ひとり一人が違っていて、それがとっても素晴らしいこと。 教育のなかで生きていると“優劣”で判断するようになりますが、はっきり言ってナンセンス。 すべての存在が、そのままの姿が、そんな世の中が当たり前だと、気付いた時にきっと新しい世界・視界があなたを待っているのだと、この時代だからこそ感じることができます。
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
積った雪
目に見えているものがすべてではありません。 と、この詩をよむとよくわかりますね。
『積った雪』
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。
下の雪
重かろな。
何百人ものせていて。
中の雪
さみしかろな。
空も地面(じべた)もみえないで。
現在にも当てはまります。 目に見えているものだけで全ては成り立っていないのです。
ふりまわされないでね
テレビも政治も教育も、なんだかおかなしな方向へ走り出していますが、「おかしな方向へ動いている」という現実を知っていると、振り回されなくなります。 そこが大切! 耳にする情報を真剣に聞いてみて、真剣に考えると「おかしなこと」がよくわかるようになります。
*4回目は高齢者と基礎疾患だけ・・・・・・なんで? *アクリル板が立っている・・・・・・・・・なんで? *テレビの中の人達は大笑いしている・・・・なんで? *子供は小学校でしゃべってはいけない・・・なんで? *この人達はマスクしている・・・・・・・・なんで? *あの人達はマスクをしていない・・・・・・なんで?
「なんで?」はとっても重要ワード。 この言葉をよく使う人がいます。 それは
子供達
彼らの疑問は、的を得ています。 彼らの感性をどんどん育てましょう。 そして、疑問を持ったときはそのまま流されていかないで。 「おかしいぞ」と思った人はそんな「おかしな世界へ行かない!」と、覚悟をきめるのです。 目には見えないけれど、少しずつこうして覚悟を決めた人達が増えてきているのです。
目にみえているものがすべてではありません。 わたし達の「意識」が世界を大きく変える大きな力になるのです。
参考
nippon.comさん→https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c09202/